施主検査のプロが教える!見落としがちなチェックポイント

施主検査で、一般の方が見落としがちなチェックポイントを、プロの検査員に教えてもらいました。まず、窓やドアの開閉は、スムーズに行えるかだけでなく、隙間がないかを確認することが重要です。隙間があると、雨風や騒音が侵入しやすくなります。また、床の傾きは、見た目では分かりにくい場合があるため、水平器などを使って確認する必要があります。 水回りの水漏れは、目に見える部分だけでなく、排水管の接続部分や、配管の継ぎ目なども確認する必要があります。電気の配線は、コンセントやスイッチの動作だけでなく、配線が適切に行われているかを確認する必要があります。換気扇の動作は、正常に作動するかだけでなく、換気能力が十分かを確認する必要があります。これらの見落としがちな箇所をしっかりと確認することで、より安全で快適な住宅を手に入れることができます。 施主検査で不具合を発見した場合は、業者に補修を依頼することが必要です。補修を依頼する際には、不具合箇所を明確に伝え、いつまでに、どのように補修してもらうのか、具体的なスケジュールを提示してもらうようにしましょう。また、補修後の再検査も必ず行い、問題が解決しているかを確認する必要があります。 補修を依頼する際には、文書で記録を残すようにしましょう。口約束だけでは、後でトラブルになる可能性があります。また、業者との連絡は、できるだけメールや書面で行い、記録を残すようにしましょう。もし、業者が補修に対応してくれない場合は、消費者センターや弁護士に相談することも検討しましょう。不具合を放置すると、後々大きなトラブルにつながる可能性があるため、早めに対処することが重要です。