基礎工事のトラブルは、業者との話し合いだけでは、解決が難しい場合があります。ここでは、業者との話し合いが平行線になってしまった場合の、第三者機関への相談や、訴訟などの解決策について解説します。まず、一つ目の解決策は、住宅紛争審査会を利用することです。住宅紛争審査会は、国土交通大臣が指定した住宅紛争処理機関で、住宅に関する紛争を解決するための専門機関です。住宅紛争審査会は、専門的な知識を持った審査員が、双方の主張を聞き、和解をあっせんしたり、仲裁をしたりしてくれます。二つ目の解決策は、弁護士に相談することです。弁護士は、法律の専門家として、あなたの権利を守ってくれます。弁護士に相談することで、法的手段も含めた、様々な解決策を提案してくれます。三つ目の解決策は、消費者センターに相談することです。消費者センターは、消費者トラブルに関する相談を受け付けています。消費者センターは、専門的な知識を持った相談員が、適切なアドバイスや、情報提供をしてくれます。四つ目の解決策は、建築士や、住宅診断士に相談することです。建築士や住宅診断士は、建物の専門家として、施工ミスの原因を特定したり、適切な補修方法を提案したりしてくれます。これらの相談窓口を参考に、あなたの状況に合った解決策を見つけましょう。もし、業者との話し合いで、解決できない場合は、諦めずに、専門家の力を借りて、根気強く解決を目指しましょう。